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zoom RSS ふたつの展覧会・・2007年10月21日

<<   作成日時 : 2007/10/22 22:05   >>

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日曜は、ほんのちょっとだけ都会の空気を吸ってきました。
行き先は美術館ふたつ・・

ひとつは岐阜市の美術館で開かれていた洋画の個展
もうひとつは、愛知芸術文化センターの中にある、愛知県美術館で開かれていた中部国展・・
両方共に、出展をされている主人の知人から招待状をいただいき、是非見に行きたいと思っていたのですが、やっと時間が取れたのが最終日の日曜でした。

まず9時の開館と共に金華山の麓にある美術館へ・・
私はここは初めて・・岐阜公園の緑の中にこじんまりとした美術館がありました

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お名前はご迷惑をかけるといけないので書けないのですが、二科展の審査員もされるという方で、還暦を迎えて区切りとして自選展を開かれたとのこと・・
我が家には、まだお互いが若い頃、お嬢さんをモデルにして製作された版画をいただきありますが、私はお会いするのは初めて、その作品を見せていただきました。

美術館に着いた時はまだ時間が早く、私たちが一番乗り・・
そのお陰で、その作者の方からひとつひとつの作品について、丁寧にその製作にまつわる興味深いお話を聞くことができました。

大学時代から若い頃の作品・・幻想的な女性の作品がその頃のテーマで、そればかり書かれていたそうで、その女性のテーマから離れることができなくなり、悩むようにさえなった・・と話されてましたが、私は、その絵を見ていると、還暦を越えられたその方の若い頃の姿が想像できるような・・タイムスリップできるような・・そんな気がして見せていただけたのが不思議でした。
多分、私はその絵にそれほど惹かれたのだと思います

そして、絵の書き方(技法)から、その配置、その頃の心情までお聞きするのも、私の知らない世界の話で面白くて、思わずあれこれと質問をしてしまうほどでした。

若い頃は油絵、その後はアクリル画になったそうですが、ある一定の期間は同じテーマ、そしてそれから脱却するのに模索している時には、自画像を描いて、自分との対話をしてテーマを探していると何かに出合える・・と話されてました。

絵を年代に沿って見せていただくと、その頃の一連の作品と判り、しばらくそれが続き、ある時から全然違うテーマになっているのを見ると、その頃に何があったのだろうと、想像しながら見るのも楽しいものでした。

私などは そんな境地に達するどころか、何も無い所から何かを製作、創作するなんてことは出来ない人間なので、そうした話はとても聞いていて面白いものでした

ただ、ひとつ困ったのは、一番最近の作品を見せていただいた時・・
「赤い夕日」と書かれてあったのですが、その絵に赤色は見当たらないのです。
その作者を前に、その作品を理解できなくて、その感想を言わなくちゃ!と思うのですが、それが出来ない時の困ることといったら・・

その時は無言で次の絵に移ったのですが、最後に我慢できなくなった私は失礼とは思いつつ、とうとう聞いてしまいました。
「この作品の題名の赤と書かれてますが、絵に赤は無いのですが・・」と。
なんと、美術に才能はもちろん、縁も何も無い素人の私が、後から考えるととんでもないですが質問をしてしまったのです・・

作者の方は、気を悪くもされず「是非考えてみてください・・これからのテーマです」と。
う〜ん・・宿題をいただいた気分でした。

又、その方は美術館にお勤めの経験もあり、私はまた抑えられず下世話なことをお聞きしてしまいました。
「絵を描かれる方が美術館に勤められるということは、嬉しいものですか?」
私には、絵に携わった仕事ができることが嬉しいこと、楽しいことではないかと思いお聞きしたのですが、意外にも「いえ、却って苦しいですね」と。
絵を描くのが仕事で、それを選ぶのが仕事ではないからだそうです。

それに、最近は美術館同士でも絵の貸し借りが難しくなったという話もされてました。

結果、この美術館では1時間ほど見学して、菊人形展の準備が進む、岐阜公園を後にしました・・
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さて、それから名古屋の栄にある「愛知芸術文化センター」に・・

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ここでは、「中部国展」という、洋画あり、写真あり、染物あり・・造形ありの展覧会が開催されていて、主人の高校時代の先生が展覧会に出展されていました。

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この先生は個展なども毎年開かれていて、お知らせをいただくと、大体毎年私も見せていただくのですが、やはりひとつのテーマで作品を作っておられます。

この日も、会場に入ってすぐに「あれだ!」と名前を見なくても絵が判りました・・が、私には何度見せていただいても、その絵?が理解できないのです

今回も、う〜ん・・これは何?。
この日はお会いすることは出来ませんでしたが、いつも話を聞かせていただくと、やはりその絵?(立体物もあり)には、深い思いがあるそうです。

以前、その作品を主人が分けていただこうか・・と言ったことがありますが、その絵を飾るにふさわしい場所が我が家には無いような気がして、未だにありません。

そんな訳で、この美術館ではお会いできなかったこともあり、ざっと一通り見せていただいて、美術館を後にしました

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(愛知芸術センターの展望台から見た名古屋市街)



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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
美術展参観・感想文・・・良いですね。
お知り合いの方の個展なら作者名などアップされた方が喜ばれるのではないでしょうか。
宣伝してあげたらいいと思うのですがどんなものでしょう。
せっかく公に見ていただけるよう努力していらっしゃるのですものね。
Tatehiko
2007/10/23 17:09
tatehikoさん、こんばんは。
いつも、コメントをありがとうございます。
実は最初は私もそう思ってました。
でも、書いているうちに名前をアップするなら、その方に許しを得る必要があるような気がしてきたのです。でも、主人の知人ですから、わざわざお知らせするのも憚られましたし、丁度の日でこの展示会は終わりでしたから、紹介をしてももう展示はされてない状況でした。
ネットの世界はどんなことがあるか想像もつかなので、無難な方法を選びましたが、もったいぶった感じになってしまったかもしれませんね。
全然美術とは縁の無い私は、今までは単に絵を見ていただけだったのが、こうして書いた方の説明を聞きながら見ると、より深い思いで書かれていることが判り、驚きそれが新鮮だったのですが、それが少しでも伝わればいいのですが・・(^^ゞ
つれづれ
2007/10/23 23:55
こんにちわ(●^o^●)
芸術家の心情は私などにはわかりませんが、作品を作る立場から言うと見てもらって声をかけていただいてお話ができるだけで嬉しいですね。ましてや興味を持って質問してくださるのはもっと嬉しい。。。と思います(#^.^#)
私の友も私にはよく分からない作品を作ります(笑)最初は遠慮して「いいね」ぐらいしか言えなかったのですが、ズ〜ッと作品を見てると「こんな感じを言いたいのかな?」というのがなんとなく分かってきます。正直に受けたイメージを伝えると合っているのかわかりませんが結構喜んでくれますよ。
絵ってよくわかりませんが、本当にこの絵が飾りたい、絶対あの場所に合う!と思って購入された方が描かれた方も喜ばれると思います。私の友達も時々「これ差し上げるわ」と言ってくれますが丁重にあっさり「いらん!」と言ってます(笑)でもつれづれさんの場合はそう簡単にはいきませんね。
ネットでの紹介は作品を出さなければ日時場所くらいは紹介してあげても構わないような気がしますが。それでも本人に承諾してもらった方が無難ですね。

patyoko
2007/10/24 17:18
patyokoさん、こんばんは〜
いつも、お世話になってますm(__)m
いえいえ、patyokoさんはれっきとした芸術家です(キッパリ)(^.^)
コメントを入れ損ねましたが、私などパッチワークをしていると、どうしても同じ系統の色使いになってしまいますが、patyokoさんは多種多様な布を自分の物にされてますし、自分で創作することができるんですもん。だから先生なんですよね。すごいと思います。
なるほど・・作る側の気持ちは全然思いもしませんでした。
自分の興味のままに質問をしてましたが、もしそう思っていただけていたら、嬉しいですね。
前者の方の作品はまだ検討がつくような気がするのですが、後者の方の作品は私には毎回判りません。いつか理解できることがあったら、分けていただこうと思います(^.^)
この展示会はテレビでも新聞でも紹介されてましたし、知事も見にいかれたそうですから、私が書いたくらい何の影響もないでしょうが、何せ主人の関係ですので、やはり私は遠慮しておきます(^^ゞ
つれづれ
2007/10/24 23:18

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