気ままに・・忘れないように・・

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zoom RSS 怪我の功名?

<<   作成日時 : 2008/09/21 21:20   >>

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先週は台風の行方に一喜一憂・・
と言うのも、土曜に我が家は稲刈りを予定していたからです。

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それが、前日までは心配していたというのに、思ったほどの雨量もなく、予定通り無事取り掛かることができました。

でも、私は行く前から心が重く・・
と言うのも、先週は3日間、数年間に一度という気の張る仕事をなんとか恙無く終えて、ホッとした休日をとりたいと私の心も体も言っていたからです。

が、しなくてはいけない事はしなくてはいけない・・と気持ちは後ろ向きのまま、主人と車に乗って出かけていきました。
その車の中でも気持ちは晴れず・・
定年後ならともかく、夫婦で仕事を持ち働いていて、その上どうして農業をしなくてはいけないのだろう・・とか
先の見え始めた人生に自由な時間を削って、それほど働く必要があるのだろうか・・とか、
主人が何に対しても行動的な人だから、それに合わせ私も動かなくてはいけなくなる・・とか
農業や仕事に限らず、最近は心縛られることも多々あり、私はこんな思いをしながらこの先もずっと生活していくことになるのだろうか・・・とか

そんな思いに取り付かれてきて、主人に言っても仕方ないこと・・と思っても、それが言葉として主人に向かうのですが、主人は動ぜず・・「そんなこと言うなよ」・・で終わり。
文句を言っている本人は私なのに、こんなに言われても腹も立てず、黙々としなくてはいけないことをしているこの人は大した人だと思えてきます。

そんなもやもやした気持ちのままでしたが私たちは一足先にでかけ、お嫁さんは仕事の為孫を保育所に預けて、息子も後からやってきました。

子供が小さい頃からワイワイガヤガヤと田植えと稲刈りをしてきた我が家ですが、この息子、いつの頃からか、この日に稲刈りするから・・と伝えてあっても、娘たちは朝から手伝いをしてくれていても、お昼近くにやってきたり、娘たちが楽しそうに話をしながら手伝っているのに比べると、仕方ないから手伝っている・・という風でした。
そんな息子を見て、私は自分のことは棚に上げてですが、跡を継いでいくのは息子なのだから、せめて娘たちくらいに気持ち良く手伝いをしてくれたら・・と思ってました。

その息子が・・今年は違うのです。
先のブログに書いたように、主人は月初めに足の怪我をし、今では松葉杖は必要なくなりましたが、まだ軽く足を引きずって歩く程度。
リハビリと称して足を使うように言われては居るものの、いつも通り稲刈りをするのは無理で、その準備の段階から息子が手伝ってくれているのですが、その姿勢がいつもとなんとなく違う・・と感じてました。

と言うのも、雨が降って稲刈りが出来なくなるといけないので、飛び石連休の中日である22日は、念のため休暇を取っておいたというのです。

そして、昨日、稲刈り機で稲刈りをするのは足が不自由な主人。
その取り入れた籾を軽トラックに乗せるのは息子がしたのですが、「今年はたくさん採れたよ・・」と言いつつ、全部の籾を積み込んで、主人の伯父さんの倉庫まで運んで、それを降ろして乾燥機に入れる・・・私たちでは出来ない力仕事をひとりでしてくれました。

これは、主人が若い頃はひとりででもしてきた仕事でしたが、ここ数年主人と息子がするようになってました。
それを、今年は息子が全て、自分の仕事としてさっさとする様は、見ていて自分の息子ながら気持ちの良い働きぶりで、いつもと違うと確信。
それに、今までにしたことの無い、来る前に冷たい飲み物を全員分準備してきたり、午後にも買ってくる気遣いにもびっくり・・

途中、稲刈り機が壊れて動かなくなってしまった時も、以前だったら主人がするだろうと、面倒がってしなかったことでしょうが、甲斐甲斐しくあれこれ調べて動き回っていたり・・

故障の為予定より遅れ、四枚の田んぼのうち、二枚目が刈り終わったのが5時で、もう終わろうとした主人に、「今日三枚やっちゃおうよ」と言ったのは息子。
遠い昔、同じ言葉を主人が義父に言ってた記憶が蘇ってきました。

そして、最後は息子の車のライトで照らしながら、やっと三枚の稲刈りを終えて、それぞれが4台の車で帰る時、真っ暗な田んぼ道で慣れない場所で娘が落ちないかと心配をしたが、そう思った時にはもう息子は娘の運転ぶりを見て、替わって車の方向転換をしていたし・・

一番最後が娘の車だったので山道をちゃんと降りてきたか、私が止まって待っていようと思ったら、息子の車はもう止まって待っていたし・・

翌日一枚残った稲刈りをすることになり、午前中用がある息子は「午後に来て刈った籾を運んでから、籾摺りの終えた新米を運ぶから、午前中に置いておく場所を整理しといて」と主人に指示するなんて・・これまた驚き

極めつけは、自分の家に一足先に帰った息子、暗くなって私と娘が帰ってくるからと、隣である我が家の裏口の電気を点けておいてくれました。

自分の息子のことですが、こうした気配りのできる人間だとは知らなかった・・とほんとにビックリ。

思わず、主人に電話でこんな風だったと話すと、「元から優しい奴さ」・・と言う


こうしてみると、私に似て外面はいいけれど自己中だと思っていた息子だったが、案外主人に似て・・いや主人が後姿を見せて教えてきたことをしてくれるようになったのかもしれない・・と思った日でした。


この程度の気遣いなど当然のように出来て当たり前かもしれず、ちょっとした息子自慢になってしまいましたが、今までが外面はソフトでとてもいいのに、家族に対しての思いやりに「もう少し・・」と思うことが多かった息子だけに、行く前の憂鬱さを忘れさせてくれる、嬉しい日になりました。

それにしても、一番進歩無く、大人になりきれない自己中は私のようです。

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コメント(12件)

内 容 ニックネーム/日時
アハハ、息子自慢、上等、上等。
子供はいちいち言わなくても、ちゃんと親を見ているものですよ。
でも嬉しいですねえ。自慢したくなる気持ちわかります。それだけ外で苦労してきたということかも知れませんね。息子万歳!
ヒゲおやじ
2008/09/21 23:08
ヒゲおやじさん、こちらにもコメントをありがとうございます。
もう今年は30歳になった息子のことで、今までそんな心遣いもなかったの?と笑われてしまいそうでお恥ずかしいのですが、それほど思いがけない変化だったのです。(^_^;)
外面は良いですから、他所の人にとってはそれほどでもないようですが、家族に対しての変化にです。
でも、それは私がそう仕向けていたのかもしれませんね。
そうですね・・息子も子供を持ってその可愛さを知り、農業の大切さも考えるようになったのかもしれませんし、世間でそうしたことでそれなりの苦労をしたのかもしれませんね。
つれづれ
2008/09/21 23:56
まさに”吾30にして立つ”、孔子の心を地で行くいい息子さんじゃありませんか。
それもこれも”この親にしてこの子あり”、ご両親の生き方をよく見て育った証拠ですね。
女の子はいざ知らず、男の子は遊んでいるようでも自分の立場と大局は見ているもの。つれづれ家の今後が一段と頼もしくなりますね。
こうなれば、来年からの農業仕事は息子さんを主にして、つれづれさんとご主人はフォローに回られたほうがいいかもしれません。やはり、年齢相応にお疲れも溜まる事でしょうから・・・。(言い過ぎならごめんなさい)
山いろいろ
2008/09/22 13:14
山いろいろさん、こんばんは。
過分な言葉をありがとうございます。
大きな志の話でも無くこれきしのことで書いてしまったことにちょっと後悔したりしてますが、子供の頃から晩成だねということは主人と話しをしてました。(決して大器ではないですが)
今日は念のためにとってあった休日が役に立ち、主人とふたりで最後の一枚の稲刈りをして、夜は親子ふたりで仲良く飲みに出かけていきました。
送っていく時に、主人が「おやじとはいつか一緒に飲みに行こうと言いながら行けなかったのが心残りだ」なんて息子に話してました。
きっと、主人も相当嬉しかったのでしょう。
私は・・二人が飲んで話し始めると際限なくなるので、遠慮しておきました。(笑い)

つれづれ
2008/09/22 23:02
トラブルもあったと聞いていて心配していたのですが
なんとか無事に終わったようで、本当に良かったです。
あの日の私もちょっとトラブルっぽかったのですが…
帰宅したら義父母がいて「エツ」!ビックリするやら、慌てるやら…

やはり子供は親の背中を見ながら育つのだと
この頃経験したことを通してシミジミ思いました。
あなた達がやっていたことをちゃんと皆見ていたんですよ。
そしてこれからも…

今年のお米は例年にもまして美味しかったように思います。
きっとそちらのお米もそうでしょうね。
我が家の田んぼはどうなることやら…
親の背中を見ていない主人なもので…アハハ(冷や汗…)
ノラちゃんのボス
2008/09/24 23:55
お疲れ様でした。
確かに大変な作業、そして主婦の気配りはまた半端ではないんですものね。
でもつれづれさん、考え方を変えると、辛くてもしんどくてもまだ出来る体と心を持ってるということはとてもありがたいことでもありますね。
息子さんの成長も目の当たりにすることが出来ましたものね。
二人の父親になるとやはり変わりますね。
つれづれさんご夫妻がとてもよいお手本なのだと思いますよ。


らんじゅ
2008/09/25 18:24
稲刈りが終わったようですね。
わたしの親もこのような思いで農作業していたのでしょうかね。
大勢の兄弟の末のほうに生まれてきましたから子どもの頃以外、稲刈りなど手伝ったことがありません。
お彼岸の日に、撮り溜めた写真のCDを整理していますと、牛を世話する親父や、農作業から帰宅したあと、ゴマ豆腐を作って私たちを迎える食事を作っている亡き母親の写真が出てきまして・・・感慨深く読ませていただきました。
Tatehiko
2008/09/25 18:48
ノラボスさん、叔父さんや叔母さんには今年もお世話になりましたm(__)m
と言うことは、あの主人の電話でびっくりしたということ?(笑い)
あの時、今の農業は機械が壊れると何も出来なくなるのを実感しました。
頼んで刈ってもらうと一反13000円だそうですが、もし直らなかったらお願いすることになっていたのですが、なんとか直ってホッとしました。
でも、もう我が家の稲刈り機は壊れても部品もありませんから・・って引導を渡されてしまい、この先が思いやられます(>_<)
でも、去年は、初めてでお米の販売先を探すのに苦労しましたが、今年は去年のお米が美味しかったと、昨日時点で販売予定の全部を売ることができました(^^)v
私は稲刈りといっても、四隅を刈るだけなんですけど・・それが結構重く感じるのはやっぱり私の我侭なんでしょうね。
そんな背中も見られているわけで・・複雑です(笑い)
我が家は、明日新米を食べてみることにします。
折角、買っていただいたのに当主が味を知らないのではなんともなりませんので・・でも、とにかく今年も終わった〜ヽ(^o^)丿
つれづれ
2008/09/25 22:15
らんじゅさん、こんばんは〜
そうですね・・健康で暮らしてそうしたことが出来るだけで幸せなのでしょう。
23日には主人と息子、それに孫と私の四人で出かけて行きましたが、孫はあちらこちら歩き回ってご機嫌でした。
もう少し大きくなったら、その昔子供たちが遊びながら手伝いをしていた、あの頃の風景が今度は孫になって戻ってくるのでしょう。
息子もその頃のことを思い出して、「楽しかった・・」と言ってましたから。
ある意味、それが我が家の財産なのかもしれないですね。
つれづれ
2008/09/25 22:24
tatehikoさん、こんばんは。
いえいえ、その昔の農業とは比べ物にならないほど今の農業は楽です。
私の実家も兼業でしてましたから、私も小さい頃からその母を見てましたが、それは大変だったと思います。
それは、その時代はしなくては暮らしてはいけなかったからでしょうが、今はそうでないから私のような我侭が出るのでしょうね。
そうした昔の人は大変ながらも丁寧に暮らしていた後姿は立派ですよね。
かくありたい・・と思うのですが・・(^_^;)
つれづれ
2008/09/25 22:38
いつの間にか大人になっている息子さん、読んでいてこちらまで嬉しくなってしまいました。
我が家ではまるっきりの同居ですから、いいことも悪い事もごっちゃまぜで毎日過ぎていますが、でも、時々つれづれさんみたいに、大人になった息子の部分を見ることがあります。
やはり、親をどこかでお手本にしているのでしょうか。
そうなれば、これからも、やはり親として、出来る努力はして行かなくてはと思いますね〜
山形ママン
2008/09/25 22:54
山形ママンさん、こちらにもコメントをありがとうございます。
そう言っていただくと、ホッとします。
いかにも息子自慢になってしまったかと、後悔してましたから(^_^;)
でも、それほど変わってきたと感じて、この年齢にしてこの息子、そしてこの母ありです(^_^;)
私はママンさんがお孫さんに接しられるように出来るか・・自信はありませんが、お手本にしたいと思いながら読ませていただいてます。
ある意味、そうした背中も見られているわけで・・自分も親の背中を見てますし、いつまで経っても親は子供に背中を見られている・・と今頃気づいた私です
つれづれ
2008/09/25 23:42

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