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zoom RSS 主人公は、2歳・3歳・84歳・・稚児行列 08.11.02

<<   作成日時 : 2008/11/10 21:16   >>

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11月2日・・私の実家が門徒になっているお寺が本堂の修理を終え、稚児行列をするというので、
孫のgakuとryoと一緒に参加してきました。

9月に、「お稚子さんがあるが孫をださんか?」と父が聞いてきた。
息子に「どうする?」と聞くと、「それ何?」
お嫁さんも、もちろん知らず、参加するかと聞かれても、どう答えていいのか判らないようだった。

私もどうして子供の行列をするのか・・その訳は知らず・・
ただ、お寺など改築したり何か事がある時に、子供が出席して祝う・・
だから、それほど参加できる機会がある行事では無い・・と朧気に理解しているだけだった。
でも、子供を出すということは、そうして幸せを願うという意味があるのだろうと、勝手に理解していた
(今、ウイキペディアで調べると、稚児行列に3回出ると幸福になれると言われているようで、満更違ってはいなかったようです。)

そんな稚児行列に、主人と私は子供の頃出た証拠に写真が残っているが、子供たちはその機会が
無かったから、尚更知るはずもない。

そこで、嫁いだ長女に聞くと、「うん!出る!子供の為に思い出になることは残してあげたいから」
と言う。

だったらと、息子たちも「いいよ」と同意・・
ま、私も父が折角言ってくれるから・・というだけで、仏教を信心しているからとはとても言えたものではないが
出席をすることになった。

でも、その日が近づくにつれて、自分だけでなく、全員の着る物はどうしたらいいのか・・とか、
当日の日程の調整や、その行事の内容や風習など全然知らないこともあり
その昔の親であれば、その助言ができるのでしょうが、それが出来ないこともあり気が重くなり・・
どうして、自分から重荷を背負うようなことをするのかなぁと後悔したりしてました。

そうするうちに、今度は母から
「この日はお父さんの84歳の誕生日だし、お寺の門徒総代で、稚児行列の先頭を歩く役になって
紋付袴を着るから、記念に写真を撮ってあげて頂戴よ」
と言ってきた。

となると、今度は孫のことより、父のことが気になりだした。
今の父に門徒総代という大役が勤まるかどうか・・

最近、ちぐはぐな言動が目立つようになってきた父。
外孫である姪はもう大学生だと言うのに、中学生だと思い込んでいたり、ひ孫である我が家の孫のことも
女の子なのに、何度言っても男の子と思い込んでいる。
自分が受け取っても、数時間後には忘れて、「これは誰から貰ったんだ?」と聞いたりする

それに、先日は母から聞いた話はちょっとショックだった。
毎年、作っている自家用の「黒豆」を今年も撒いて、追肥をすると父が言うので、母が除草剤と間違えないようにと
念を押したにも関わらず、除草剤を撒いて黒豆が収穫できなくなったと。

その反面、我が家のお墓の話をしたら、とても参考になるアドバイスをくれたりするし、
主人の母の一人暮らしのことを心配して、訪ねていったりしてくれる・・
と、その時々によってしっかりしている時もあり、ちぐはぐな場合あり・・

確かに随分前から、お寺の役職をしていて、その為に出かけることも多いことは知っていたが、ここ数年は
お寺の役に立っているというより、父に仕事を与えていただいて、毎日の生活に張り合いを持たせて
いただいているという意識で居た。

多分の今回の役も、今までのお寺に尽くしてきたことに対する、最後の大役を与えてくださったのだろうと・・と
思えた。
でも、そんな状態で、果たしてその役をこなせるか、父が恥をかくようなことにならないか・・心配になり、私も
この際、孫のことは親である子供に任せて父の補佐をするつもりで、当日を迎えることにした。

心配していた、子供の衣装は当日貸与されるので普段着、
親も着物でも服でも問わず・・(今時はジーパンでも有りじゃないの?なんて母は言ってましたが、流石にそれは見ませんでした。着物姿のお母さんは数人、お父さんは背広姿やブレザー姿も多かったですが、全体的にはいろいろ・・多様化しているように思いました)

出席する子供は500人ほどとのこと。

当日、長女のだんな様は仕事の為、欠席。
息子家族と娘親子と私、それに父に手を取られる私の替わりに長女の補助に次女も参加してくれる
ことになった。

当日は午後1時に稚児行列は宿坊宅を出発。
歩いて10分ほどのお寺まで行列をします。


10時半から子供の着付け・・
でも心配はシャイな男の子のgaku・・3歳
お化粧など嫌がって泣き叫ぶのではないか・・
と思ってましたが、意外にも大人しく、白塗りになった顔の額にふたつ、目の横にひとつずつの紅を
つけてもらい、口紅も塗って、着付けも大人しく着せてもらって、はい出来上がり!

画像



それに比べて、2歳になるryoはお化粧は大人しくしてもらったそうだが、その自分の顔が気になり、ジッと鏡を見て放さない・・
それを取り上げると泣き叫び、とても着付けが出来る状況ではないので、着付けは昼食後まで延期。

その間にも私は父の写真を撮るべく、まだ行事前のお寺に行って、新しくなった本堂の前で記念撮影。
ついでに、母も一緒にふたり並んでの記念撮影も撮って、また子供たちの所にとって帰ったりして走り回っていた。

昼食は出席者以外は無いので、おにぎり持参。
gakuとryoは、大きな「バァバおにぎり」初体験で、ピクニック気分 

その後にそのryoも着付けを大人しくしてもらって・・
着ていくうちに、どんどんと可愛くなっていきます。

画像


着付けが終わって外にでると、すごい人。
子供は小学生から産まれたての赤ちゃんまで・・
500人ほどと聞いてますが、その付き添いが、我が家を見ても子供二人に大人5人ですから、
同じ様な家庭が大半。
その行列は1500人はゆうに越えるので、長いこと、長いこと・・。


でも、私は父が心配で、子供より先頭の父に付き添い。
父もそれなりに緊張をしていたのでしょう・・いつもなら、知り合いと軽口もするのでしょうが、
この日は口数も少なく、口をへの字にして杖をついて立っています。
その間にも私は父の立ち位置の確認・・父の話相手になったりします

そして、1時丁度に花火の合図があり、雅楽の音色と共に出発。

画像



父の姿を撮りながら、私も行列に添って移動。
早くもなく、遅くもなく、しずしずと行列は進み、無事、父がお寺の門をくぐって本堂に入るのを
見届けてから、今度は子供たちの姿を探して、行列を遡り写真撮り・・


画像



そのうちには孫たちが本堂に入り、仏様の前でお参りをして、父とそのひ孫たち一緒の写真も撮って、
この日の私たちの行事は終了、子供たちには小さな数珠と履いていたぞうり、それにお菓子の詰め合わせをいただいてきました。
(お寺ではこの後、何人かのお坊さんの法話があったようです)


終わって帰ったら、ドッと疲れが出てきましたが、もう一仕事。
父と母の写真をプリントし額に入れて、ついでに、孫たちの写真もプリントして息子に渡すと、お嫁さんからメールが届きました。

「2人揃っての写真可愛いですね〜 
今日は楽しかった〜。全然大人しくしてくれてなかったけれど、それも今だけだと思うと可愛くて・・
又機会があったらしたいです


母からは、「大きな写真をありがとうね〜いい記念になったわ〜」
私も、そんな写真を見て、大変だったけれど、やっぱりしてよかった〜と思えるのでした。



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コメント(10件)

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こんばんはm(__)m
稚児行列、私も訳がわからぬまま顔を真っ白に塗られておデコに点々と付けられて超不愉快な顔をして写ってる写真があります(笑)3回出ると幸せになるんですか?1回しか出てないからなぁ(-_-;)
gakuくんもryoちゃんもカワイイ!(#^.^#)
お父様は私の父より1歳若いのかな。。。うちの父も時々???状態になったりします(笑)最近は10日間隔くらいで「patyokoかぁ〜元気かぁ〜それならいい」みたいな電話がかかってきます。ちょっと前までは1カ月おきくらいでしたが。。。。こちらから話を続けてやらないと「元気ならいい」とさっさと切ってしまいます。電話をかけた事を憶えてないようで。。。。自分の親は年をとらないような気でいましたが。。。老いは確実にやってくるのですね(-_-;)
先頭のお父様、矍鑠としてらっしゃいますね(#^.^#)つれづれさんはとっても親孝行!素敵な1日でしたね
patyoko
2008/11/10 23:02
patyokoさん、こんにちは〜m(__)m
稚児行列は愛知県が盛んだそうですが、patyokoさんもその経験者だったのですね〜
私は2回出てますが、親は3回で幸せになるという下りは知っていたのかどうか・・怪しいものです。
patyokoさんのお父さん位だったら、まだいいんですけどね・・。
私の場合、携帯電話にかかってくるので、出るのですが、「モシモシ?」と言っても何も話さないんです聞こえないのかと思って「モシモ〜シお父さん」と言ってもダメで、倒れて話ができないじゃないかと焦るわけです。
で、プツンと切れるので、尚更慌ててこちらから電話をすると、今度は出ない・・こんなことが何度もあり、最近は慣れてきました。
どうも、携帯電話の出方が判らなくなる時があるようで・・
そうですね。私も母親とは話しが弾むのですが、父親とは用件だけで済んでしまいますね。
親はいつまで経っても親で、頼りにしているのですが、その考え方も変えないといけなくなってきているのは淋しいですね。
つれづれ
2008/11/11 13:08
降らなくて良かったですね。読んでいて、他人事ながら降ったらどうするんだろう?と心配していました。
自分が小さい時、弟二人が出ましたね。それで面白くなかった事を思い出しました。(昨日の事は忘れるけど、大昔の事は忘れません)
お父上の颯爽とした姿、遠目にも素晴らしい!。
思いやりの娘と、配慮の母と、優しいお婆ちゃまの三役で大変でしたね。高齢者になっても、お孫さんの記憶に残る事でしょう。請け負います。(笑い)
お疲れさんでした。
山いろいろ
2008/11/11 15:18
山いろいろさん、こんばんは。
そうなんですよ。私もお天気を気にしてましたが、雨が降ったら・・雨天決行だそうです
合羽を着てでもすると言うのでびっくり。
そこまでして、子供は出席しないでしょうから、稚児行列とは言えないですね。(笑い)
稚児行列というのは、偏った地域の特殊な仏教行事かと思ってましたが、patyokoさんもされたそうですし、山いろいろさんの弟さんもされたということは、仏教にとっては一般的なものだったのですね。
父は今では杖をつくようになりましたが、180センチほどの身長があり、紋付袴姿は日本人!という感じで私が見ても似合ってました年齢に相応しい晴れ姿で、役を与えていただいたことに感謝です。孫たちの記憶に残れるバァバになるべく、これからも頑張ります
いつも、コメントをありがとうございます。

つれづれ
2008/11/11 21:20
大行列でしたね、1500人はすごいですね。
楽しく珍しい体験ができましたね。
二人のお稚児さん可愛いですね。
よかったですね、お父上もお役目無事果たせたのですね。
長身の立派なお方がお父様ですね。
地方ならではのまたその土地ならではの風習やらお祭りやらが何だかいいな〜と思います。都会はやはりそれらが希薄です。

里の父も、実家は神道で父は町の神社総代と言う役をしていましたが、
やはり認知的な症状が出て会議を忘れたりして色々大変なことをしたらしく数年前にさすがに引退しました。つれづれさんのお父様はお役目果たせてよかったといったのはそのことを思い出したからです。
らんじゅ
2008/11/11 21:59
らんじゅさん、こんばんは。
知らないことが多くて、こんな時昔のお年寄りなら教えて上げられることも多いだろうに・・と思ったりしてましたが、これもしてみて覚えていくことなのでしょうね。
迷った時は、前向きに・・が信条だったはずなのに、最近は後ろ向きになることも多くなり、今回もそうでしたがしてみて良かったです。
らんじゅさんのお父さんもですか・・
父も役員会を忘れていて慌てて行ったこともあったようです。
きっと、周りの方たちは、長いお付き合いなので父の変化を感じてみえるでしょう。だからこそ、今回は最後の晴れ舞台を与えてくださったと思え、有難いとも思いました。
この年齢までお互いに元気に過ごせてこれたことを感謝しなくてはいけないのでしょうね。
つれづれ
2008/11/12 19:59
親を思い、子や孫を思うつれづれさんの心の動きが手に取るように伝わってきてママンも在りし日々を懐かしく思い出しております。
娘はいむの幼稚園は大神社でしたので、稚児さんの格好で毎年記念写真を撮っていました。
かわいいものですよね。
よい思い出になることでしょう、お声をかけてくれてお父さんまだまだ大丈夫です・・・が義父もらんじゅさんところと同じでした。
執着もして大変でした。でも誰もが通る道なのですね、まわりも心得てお付き合いしてくれるようですから、あまり案じませんように。
山形ママン
2008/11/13 20:26
山形ママンさん、こんにちは
ママンさんのお宅もそうでしたか・・
最近は母が父のことで、こんなこともあった、あんなこともあったと父の物忘れを嘆くのですが、多分そうして言われた本人が一番情けなく思っているかもしれません。
そんな姿を見て、老いるということはそういうことなのだから・・と母を諭したりしてますが、2人で住んでいると夫が・・という気持ちで母も気が滅入る部分もあるのかもしれません。
車の運転もそうですが、本人はまだまだ・・と思っているので、それを本人に判らせるというのも難しいですね。
ある意味、残酷なような気もします。
お寺さんというのは、お年寄りがよく行きますが、行くことによってある意味お年寄りの時間の過ごし方を教えてもらっているのかもと無信心の私は思ったりもするのですが、信心深い人には叱られるかもしれませんね
つれづれ
2008/11/14 12:50
私も小さい頃お稚児さんをした覚えがあります。
かすかな記憶になってしまったけれど、女の子にとっては
結構晴れやかな思い出になったのじゃないかないかしら。
実家のどこかに写真があるはず…
お孫ちゃんとお父さん、その間でうろうろしていたつれづれさん
ご苦労さまでした。
ノラちゃんのボス
2008/11/28 19:24
のらボスさん、こんばんは。
この記事を書いて知ったのですが、稚児行列というのは日本の多くの地方でされていた行事だったということです。
のらボスさんもされたと知って、益々そう思います。
私も二度してますが、二度目は小学5年生だったので、着物が子供用ではなく、大人用の着物を作ってもらったことを思い出しました。
だから、私も女の子、やっぱり着物を作ってもらうということが嬉しかったことも思い出しました。(^^ゞ
ほんとにこの年齢はサンドイッチ状態で、どちらを見ればいいのか・・
あちらでもこちらでも充てにされて、疲れること度々。
でも、充てにされるのも今だけと、頑張ってます(^_-)
つれづれ
2008/11/29 23:05

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