先月だったか、直木賞の発表があった時、ミーハーというか、読む時間は無いのに、 いつも面白い本は無いかとアンテナを張っている私は、受賞作の「利休にたずねよ」と「悼む人」を、早速図書館に予約をした。 当然、受賞作なので、読みたいと思っている人は多いはずと思ったが、意外にも前者は今は貸し出し中だが 一人の予約が入っているだけ・・・2週間ほどで読めそうだということだった。 ところが驚いたのは後者・・・2冊購入してあるが十数人の予約が入っていて、なんと4ヶ月ほど 先になりそうだというので、びっくり。 いつも、自分が読んで面白かった本(今は特に東野圭吾)を、是非私にも読めと持ってくる 息子にそのことを話すと、 「そんなの買ってこればいいじゃない」と簡単に言ってくれる。 けれど、読んで面白かったと思える本は手元に置きたいが読んでみないと判らないし、 ハードカバーは高くて・・と、私は図書館派。 その前者の「利休にたずねよ」を昨日借りることができた。 ちょっと読んだだけですが、今のところは静かな茶の世界を感じつつも人間の絡みが面白そうで、 早く続きが読みたい本になっている。 この注文をした時、ふと、「芥川賞」は芥川龍之介を記念?して作られた賞だとは想像つくが、直木賞は一体 誰を記念して作られた賞なのだろう・・ ![]() そんなことも知らないで「直木賞」の本が読みたいと思っているなんて・・と調べてみたら、直木三十五という作家だと知った。 が、私はこの人も本も全然知らない。 ウィキペディアによると、「直木賞」大衆小説の新人に与えられる文学賞。 一方、「芥川賞」は純文学の新人に与えられる文学賞。 で、両方菊池寛が交流があった友達を記念して作ったと書かれている。 私の中ではその賞の名前とか、「芥川賞」は該当者無しの時もあったりするので、漠然と「芥川賞」の方が 格が上かと思っていたから、なるほど「大衆」と「純文学」では後者の方が上なんだわ・・と思ったら、 こんなことが書かれていた。 「直木賞」の対象は新人による大衆文学作品であり、芥川賞とは密接不可分の関係にあると言えるが、新人賞としては事実上として芥川賞を上回る最高の権威となり[要出典]、また特に大衆文学の場合には直木賞受賞後文筆によって生計を立てるに充分な筆力が勘案されがちなこともあって、現在では実質的に中堅作家に対する賞となり、文学界の有望新人を発掘する為の賞としての機能は事実上喪失しているに等しい。 と、「直木賞」の方が上みたいに読める。 ま、面白ければいいので、私は本に出合える機会を作ってくれる賞ということで充分であり、 本に上も下もないのでしょうが・・。 今更、こんなことも知らなかったの?と言われてしまいそうだが、ちょっとした発見だった。 |
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私も本が好きでよく読みます。 |
Tatehiko 2009/02/23 16:17 |
tatehikoさん、こんばんは。 |
つれづれ 2009/02/23 22:41 |
ご無沙汰しています。 |
インレッド 2009/02/24 20:52 |
インレッドさん、こんばんは。 |
つれづれ 2009/02/24 23:00 |
こんにちは。 |
本読みと山歩き 2009/03/01 00:28 |
本読みと山歩きさん、こんばんは。 |
つれづれ 2009/03/01 23:33 |
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