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zoom RSS 今年の夏休みは・・北へ・・その3 追記あり・・11.7/31

<<   作成日時 : 2011/08/11 18:18   >>

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7月31日
前日は、ボランティアをしにきたというのに、なんだか反対に暖かい気持ちを地元のボランティアさんからいただいて、何をしにきたやら・・という思いの私たち・・

この日は朝一番に朝食と昼食をコンビニで調達して、早めにボランティアセンターに出向きました。

昨日は私の体力に合わせたので、夫曰く、
「今日はお前は人員の中に入れてもらわず、俺の作業を見ていればいい」と言う。
つまり、体力仕事を希望するから、力仕事の出来ないお前は見ておれ・・という意味らしい

そして、午前中で帰途に就く為、作業の種類は問わないので、午前中で終わる作業が無いかマッチングの前に聞いてみると、そんな作業が丁度あった

被災地にある神社の溝の泥上げや、整備・・

前日も参加していた人がほとんどのようで、凡そ10人ほどで時間より早く乗り合わせて出発・・
その中で、女性は20代の人と私だけだけど、一人でも心強く思える。
男性は20代から50代まで、まちまち・・
この日私たちは自走することにしたので、こんな許可証を渡された。

画像


前日は、津波の被害の無い場所での作業だったが、この日はそれより先の高速道路・・常磐道の下をくぐった。
すると、その高速道路のこちらとあちらでは、全然違う風景があった

前日作業所で聞いた話では、その海岸線に沿って走る常磐道が出来たから被害を大きくした家、
反対に常磐道が出来たから津波がせき止められて被害が小さく済んだ家と、その立場によって複雑に思いが交錯していると聞いた。

これより先の風景は、家は少なくて、あっても被害を受けていて、住んでいる人も見当たらない・・
壊れた家のがれきは概ね片付けられているように見えたが、土台だけはたくさん残っていて、
田んぼには草が茂り、時折田んぼの中の瓦礫を片つけるブルドーザーが見えた

それまで海など見えなかった家から、海が見えるようになり、海風が吹くようになったと前日も聞いたが
元の風景は想像もつかない、見渡す限りの平地に見え、遠くには大きながれきの山らしきものが見えていた。


この日の作業は、村社・・お宮さんの溝の泥上げや、がれきの片付け
すぐ前に阿武隈川が流れ、その堤防が切れた跡が見えていた。

最初に見えたのが、捻じ曲げられたり折れたりした囲い・・
神社の名前の石塔が折れて転がっているし、手を洗う手水舎は屋根だけになっていた。
どこにあったのか、銅像が転がっていたし、墓石も引っくり返りっていた。

横にある宮司さんのお宅の1階はがらんどうになっていたが、建物があればいい方・・
隣りの家も、その隣りも土台だけになっていた。

この時のリーダーは20歳台の若者。
適任者と私が言うのもおこがましいけれど、ピシリピシりと的確に作業の指示が出来る男性で、
余震などで連絡があった場合は、すぐに避難しますなど諸注意や指示を受けて作業に入った。

夫たちは溝の泥上げをして土嚢に入れる作業。
私は割れたガラスや瓦礫などを拾って集める作業をする。

大きな瓦礫はもう片付けられた後なのだろうが、作業を始めてみると、どんどんすることが出てくる

凡そ1時間ほどで休憩が入る
流石にこの日はおしゃべりをしながらするような作業ではないが、休憩時間に話した男性は茨城に家があり、
名古屋に赴任しているが、会社の休日を利用して来ていて、やはりこの日に帰ると言われていたし、
若い女性は千葉から・・やはり休日を利用してのお手伝いと言われていた。

多分、ここにはそれまでも何度もボランティアの人は入っているのだろうが、それなりに瓦礫はあって、
土嚢がどんどん増えていき、そのうちに、流石毎日座って仕事をしている私はお昼近くにはきつくなってきて・・

休憩は休憩時間に関わらず、自分の体調に合わせてとってください・・という注意もあったし、休もうかなぁ・・と思った頃、丁度お昼に・・

その頃には、流石少しでも役立ちたいという皆さんが熱心に作業をされただけあり、
泥に埋まっていた溝はきれいになり蓋がされていたし、穴も埋められ、参道はきれいに掃き清められていた。

これで、私たちのボランティアは終了・・

「お疲れ様でした」という声を皆さんからかけられて、お先に失礼してきた。


その帰り道、遠く向こうの大きな瓦礫の山が気になっていた。
多分海岸近くに、この辺りの様々な瓦礫が集められている場所なのだろうけれど、
気にはなっても、見に行くのは失礼だという気がして、二人とも行ってみようか・・とは言わなかった。

でも、帰ってきてから、やはり被災地に行ったからには見てくるべきだった・・と思ったりする

そして、帰ってからは以前よりも、被災地のことやそのボランティアセンターのことなども気になって、
HPなど見るようになった

そして、この映像を見つけました。

町の被災する前の映像もあって、あんなに家があった所だったんだと知りました。
そして、私たちの行った時には、もう随分片ついた後だったことも・・

ここは、東電の原発から、北へ70キロくらいの所にあるので、前日知り合った農家の人は、いろんな意味で放射能の影響を心配をしてみえました。
でも、この映像にあるように、ボランティアさん達は、あの日もこんな風に頑張ってました。




こうした経験は、きっと皆さんの血となり肉となっていくのでしょうね・・・



帰り道、夫と果たして私たちは来た意味があっただろうか?と話をしました。
ひょっとして、私達でなくても良かったかも・・・
もっと言えば、高速代やガソリン代分を寄付した方が良かったのではないか・・とも。

でも、被災地に行ってきたことは、私たちの為に良かった・・いい経験をさせていただきました。

それに、とても、人も土地も魅力的なところで、又機会があったら行ってみたい所になりました


追記・・

あまりに短い時間しか作業が出来なくて、行った意味があったのかなぁ・・と直後は却って申し訳なかったような気持ちになったりしてましたが、最近、そんなことを言っていたら、何も進まないことに気づきました

ひとりでも・・少しでも良いから、すれば、少しずつでもきれいになっていく。
力になっていくんですよね。

テレビなどでは良く聴くそんな言葉ですが、自分の身をもって感じることができた・・
それだけでも、行ってきた意味があるように思えるようになりました。






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コメント(14件)

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お疲れ様でした。
ボランティア活動もシステム化してるような感じですね。
本当に役立ったのかとの問いかけもわかるような気がします。
ボランティアとはきっとそのようなものなのではないかなと思ったりしました。行動することに意義があるのではないかと思います。
ボランティアはきっと自分の心のためにしてそれで十分なのでしょう。
いつもながらに今回もつれづれ家の行動力には感動しました。
らんじゅ
2011/08/11 20:31
らんじゅさん、こちらにもありがとうございます。
そうですね・・3月からの流れで出来たのか、神戸の時からの流れなのか、きちんとマニュアルができているようです。
そして、HPを見ると、もう依頼の残りが3件で近いうちに閉鎖されるようです。ちょっと落ち着いてきたということでしょうか。
なるほど・・自分の心の為にする・・そうかもしれないですね。
ある意味、何かをしなくては!と思って、それを鎮める為にと言えますから。
でも、若いうちにああした経験をするのは、いいことだなぁと思いました。
いえいえ、感動だなんて、この後はらんじゅさんもご存知のポーラ美術館に繋がるわけで・・ちゃんとこんな機会を逃さず遊んでいるので、呆れられそうです(笑い)
つれづれ
2011/08/11 21:17
素晴らしい夏の旅報告・・・感動です。
つれづれさんご夫婦の行動力にはいつも感心させられてましたが、今回は遠くから直接被災地へ走り、災害ボランティアに参加されたのですね。
長距離の運転も含めて、本当にご苦労様でした。そしてありがとうございました。つれづれさんのお気持ちが記事を読ませてもらって凄く共感できることがいっぱいでした。
一人ひとりの力は小さくても、沢山の思いが集まれば大きな山さえ動かすことが出来ますもの。とてもいい経験をなさったと思います。

今までの災害救援活動の経験を経て『必要な所に 必要な人を』マネジメントしてくれる組織や人がどうしても必要になってくるのですよね。被災者の要望と全国からのボランティアの善意をうまくマッチングさせていく作業は、特に神戸のボラセンの皆さんの努力が実を結んでいるのだと思います。
イギリスでの暴動のニュースを聞いても映像に代表される日本の若者の素晴らしさを世界に誇りたくなります。この若者達が大人になった時、日本が明るい希望に満ちた国となっていますように! いえ、これからみんなでそんな国を創り上げていきましょう。
けっこちゃーん
2011/08/11 22:51
ご苦労様でした。
私は社命でしたので、こうやってボランティアを実際になさっている方には頭が下がる思いです。
ボランティアはどんな種類のお手伝いでも、一人一人が集まれば大きなことができるので、それを機能させる仕組みがある限り、その行為(自主的だということがポイント)はたいへん貴く、たいへん意味のある事なんだな〜と改めて思います。
本読みと山歩き
2011/08/12 08:04
けっこちゃーん、こんばんは。
けっこちゃーんは、ボランティアに慣れてらしゃるんですよね・・それこそ、すごいです。
そうなんですよね・・一人の力は小さいけれど、始めなくちゃ何も出来ないことになります。一人ひとりの力を合わせていくから、助け合いになって前に進めるんだと、今は思えるようになりました。
そして、なんだか毎日あの町のことを思っている私が居るんですよ。
とても、暮らし易そうで、あちらの人にこちらに引っ越してきたら?と言われた位でした。
日本にはいい所がいっぱいあって、そうした所を皆で助け合って大事にしていかないと、いけないですよね。

やはり、神戸のボラセンから始まっているんですよね。
調べているうちに、神戸のサイトから各被災地のサイトに飛んでましたから、いろいろなノウハウが、生きているんですね。
若者が寡黙に一生懸命作業をされているのを見ると、(それも奉仕作業を)ホントに素晴らしいと思えるし、見ていて安心できるというか気持ちいいものでした
そうそう、けっこちゃーんのお孫さんや、我が家の孫たちのためにもね(^_-)
つれづれ
2011/08/12 20:53
本読みと山歩きさん、こんばんは。
あれ!今日みたいにいいお天気の休日にPCに向かっていていいんですか?
山が呼んでますよ〜(^^♪と折角コメントをいただきながら失礼しましたm(__)m

確か本読みさんは、すぐに多賀城市に行かれたのでしたよね。
それを覚えていて、そこも調べてみたのですが、何かがマッチしなくて諦めたのでした。
多分、本読みさんも同じでしょうが、この町に行ってきて、とても身近に感じるようになりました。震災のニュースもとても気になるようになり、この町を探して手を止めることも度々・・だから、それでいいのだと思います。
そこに思いがあるようになれば、それだけで行った甲斐があるような気がするようになりました。
無理をしないで、できる範囲でする・・それがネックですね
つれづれ
2011/08/12 21:13
貴重な体験をなさいましたね。その行動力に頭が下がります。多くの方がつれづれさんご夫妻のように行動なさっていらっしゃるのですね。おかげでテレビなどの報道で見聞きするより近い目線で現地レポートに触れることができとても興味深く一連のブログを拝読しました。
四月うさぎ
2011/08/12 21:21
四月うさぎさん、こんばんは。
はい、とっても貴重・・この年齢になって経験できるとは思っていなかったことを経験してきました。
行ってきてから、そうした話題に敏感になり、市の体験記などで、こんなに遠くても、もっと早い時期にも行ってみえる方は多いことに驚きました。
日本ってすごい国ですね・・四月うさぎさんのお膝元の、神戸のボラセンが、ああしたマニュアルというのか・・発祥だということも知りました。
こんなに長い記事なのに、読んでいただきありがとうございます。
あまり、ボランティアに行ってきました!的になるのがイヤで、サラリと序文だけで済まそうと思っていたのですが、ダメですね・・
忘れない為にも、これもあれも書いておくべき・・おきたいという気持ちになって、どんどん実況中継になっていきました。(笑)
実は、この後ちゃんと夏休みはしてますので、続きを読まれたら、な〜んだぁと思われるかもしれません。
後半はもっと四月うさぎさんの興味の範疇のような予感ですが、お盆ということで、しばらく書けません。又書けたら読んでいただければ嬉しいです(^_-)
つれづれ
2011/08/12 21:57
 被災地へのボランティア、よくぞ行って頂きました。誰でも、行きたいとは思うのですが、なかなか行動には移せないのが普通の人だと思います。
こうして、実際に行動に移されたことはとても素晴らしいことだし、本当に偉い人だと思います。
 私など、かって三陸方面にずいぶんお世話になっていながら、いざ出かけるとなると、なかなか足が向きません。あまり構えないで、ホンの2〜3日の時間ができれば思い切って出かけるべきなんですね。
 それと、このつれづれさんのレポートは具体的に書いてあって、とても参考になりました。まだまだ長いスパンで、ボランティアの出番はあるかと思います。行ける日が来たら、参考にさせて頂きます。お疲れさまでした。
山いろいろ
2011/08/16 14:52
山いろいろさん、お久しぶりです。(^.^)
いえ、偉いなんてとんでもなく、偶々人から刺激を受けて、思い立っただけで、そんな風に言っていただくと、この後の流れにな〜んだぁと言われそうです(笑)
でも、行ったから、こんな風にボランティアの流れというか、組織が確立されていて、誰でも自分の体力や都合によって参加できることを知りました。
震災後のある新聞コラムに、ボランティアに行ってきた!と自慢気に言うと非難する人が居るが、自慢大いに結構!それでボランティアが増えれば力になるし、現地にいろんな人の目が向くことが大切・・という記事がありました。
私の場合、自慢気に書いたつもりはありせんが、若い人の行動力に感嘆して、見聞きしたことを出来るだけ詳しくと思い書きましたので、参考になると言っていただき、ホッとしています。
ありがとうごさいます。
つれづれ
2011/08/16 21:08
凄い、素晴らしい、感動です。
ご主人もつれづれさんも、凄いです。思ってもなかなかできないですよね。
自分が行っても何ができるんだろうって思ってしまいますよね。でも行っちゃったんだ。やってしまったんだ。素晴らしい。 その行動力とバイタリティに感動です。 確かに大きな仕事はできなくても、やったその分だけは間違いなく前に進んでいますからね。そのちょっとの積み重ねが大きなパワーとなるのでしょう。いやー、いいお話しを聞かせてもらいました。ヒゲおやじも思いついたことがあるので、ちょっと働きかけてみます。ありがとうございました。
ヒゲおやじ
2011/08/18 00:38
ヒゲおやじさん、こんにちは。
いえ、思いつきで出かけたようなものですから、そんな風に言っていただくと、穴があったら入りたい気分です(^_^.)
行く前から、自分が行って何ができるか・・年齢的に足手まといになるような気がしてましたが、行ってみると、その人にあったボランティアをさせてくれる組織が出来ていることに驚きました。
ホントにそうした事実を知っただけでも、自分自身の為に行った甲斐がありましたし、日本の未来が明るく感じられました。
ヒゲおやじさんが思いつかれたこと??何でしょう?
楽しみにしてま〜す!(^^)!
つれづれ
2011/08/18 12:59
すばらしいことですね。すごいなぁ。

ここにはお世話になった方が住んでおりますので何か出来ないか、すごく思っているだけです。
自分の年齢もありますので、直接出かけることは無理ですが・・・、ほんとうに有難うといいたいです。


山形ママン
2011/08/30 16:29
山形ママンさん、こんばんは。
私も行く前に行かれる方があると、すごいなぁ〜と思ってました。
が、自分が行ってみると、もっと出来ることがあったのでは・・と後悔ばかりです。それに、1日半しか出来なかったのですからね・・
W町にご存知の方がいらっしゃるのですか。
私も足手まといになるのでは・・と躊躇しましたし、あの若い人が多いボランティアセンターに入るには勇気が要りましたが、行ってきて思うのは、その場所が気になって思いを持っている・・よく言われることですが、それが大事なんだろうと思います。
ママンさんは知人がいらっしゃるだけでも気が塞がれることでしょう。
無理をされませんように。
蔵王町を通っている時、あぁママンさんの近くに来ているんだなぁ・・と思って、観光で来ているのなら・・って、夫にも話しをしてました(^.^)
つれづれ
2011/08/30 18:32

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