気ままに・・忘れないように・・

アクセスカウンタ

zoom RSS 稲刈りと、昔見た映画のワンシーン

<<   作成日時 : 2011/10/01 00:28   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 21 / トラックバック 0 / コメント 10

毎年、稲刈りをしている最中、私は稲刈り機の刈り残した稲を刈る作業をしています。

そうして、田んぼの中を歩いていると、たくさんの落穂があって、昔義母たちは、それも根気よく拾っていたものでした。

もうずいぶん前になりますが、義父母がまだ元気で私たちはあくまでもお手伝い・・という感じで
年にせいぜい田植えに1日、稲刈りに1日程度手伝いに行ってた頃、今年よりずっとお天気が安定しなくて、
稲刈りが大変な年がありました。

その時、義父母は稲刈り機の使えない田んぼで、泥だらけになった稲束を手で刈って、それを洗って泥を落とし、
稲架にかけて乾燥させて、脱穀をして籾にしてました。
その頃は自宅で籾を玄米にする作業もしてましたが、それほど大変な思いをして作ったお米でも
石が混じったりして、散々な年でした。

でも、その年代の人たちにとって、お米は戦後の食糧難や貧しさを知っているだけに、それほど大切に
扱う食料だったのでしょうね。


だけど、今夫がしているのは兼業・・・
それも35キロ離れた場所で作っている農家としては、収穫量より日程が優先して勿体ないなぁ〜思っても、石が混じったり、機械が詰まったりする方が大変だし、
もっと言えば、次の世代へ繋いでいくためにとりあえず作ることが目的だし、
乾かす手間も無いので、今回のような時は後ろめたさを感じながらも捨てることになります。

でも、新米を食べてみるとやっぱり美味しくて、あのたくさんの濡れた籾を、ばら撒いて捨てたことが
勿体無かったなぁと思ったりしています。


それと関連してますが、落穂を見るたびに、思い出すある映画のシーンがあります。

あまりに昔に見た映画で、題名も判らず、確か今の中村玉緒さんのお父さんである
中村雁治郎さんが主演だったような記憶だけを覚えていて、今調べてみたら、ホントにあったようで「大阪物語」という映画のようです。

年貢を納められず夜逃げをしてきた百姓家族が、米問屋の荷卸し所で、米俵からお米がこぼれていることを知って、それを毎日少しずつ拾って売る・・・
そして、10年後には立派に店を構えるまでになる・・という話

その後のストーリーもあるようですが、このこぼれているお米を、家族で一生懸命に拾うシーン・・
そのシーンだけを、何故か覚えていて思い出すのです。


もしその当時だったら、このひとつの穂も無駄にせず拾うのだろうになぁ〜とか、
全部拾ったら、どれほどの量になるのかなぁ〜とか
ちりも積もればお大尽になるのかなぁ〜
なんて思いながら、田んぼの中を歩いている訳です(笑)

でも、今You tubeで見てみると・・暗いですね〜
でも、浪花千栄子さんとは懐かしい・・・
私は子供だったけれど、好きでした。

それに長い間、ホントにそんな映画があったのか??と曖昧だったので、ホントにあったと
判ってすっきりしたような気がします。

そういえば、以前は大阪にはこうした味のある役者さんがたくさん居ましたね・・
花菱アチャコ・藤山寛美・伴淳三郎にミヤコ喋々・・

娯楽が少なかったから面白くてみていたのか、ホントに面白かったから見てたのか・・
今はとんとお笑いは見なくなりました。
こうした味のある役者さんが居たら見るのに・・なんて

それに、昔の映画もYoutubeで見れると判って、なんだか観たいような、観ない方がいいような・・
遠い昔の思い出でのワンシーンでいいのかもしれないですね

何が書きたかったのか・・
いえ、毎年稲刈りの時に落ちている稲穂を見ると、何故か毎回あの映画のシーンを
思い出していた。
でも、後ろめたさを感じつつも、それほど熱心に拾っていないなぁ・・という話でした。

それにしても、こんなに曖昧な記憶しか無かった映画なのに、見つけることができるとは・・すごい時代ですね

テーマ

関連テーマ 一覧


月別リンク

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!
ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。
→ログインへ
気持玉数 : 21
なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
驚いた 驚いた 驚いた
面白い 面白い
ガッツ(がんばれ!) ガッツ(がんばれ!)
かわいい かわいい

トラックバック(0件)

タイトル (本文) ブログ名/日時

トラックバック用URL help


自分のブログにトラックバック記事作成(会員用) help

タイトル
本 文

コメント(10件)

内 容 ニックネーム/日時
昔は娯楽が少なくそれだけに貴重で記憶に残っていますよね。
今はお笑いも大量生産の多くの芸人がいすぎて。
しかもお笑いなのか悪ふざけなのか単なるガキ大将の延長みたいなものばかり。

お米も落穂も大事にしましたね。
実際にはありえることなのかしら?
単に戒めや、誇張して一粒のコメも積もればのたとえなのでしょうか。昔の話ってこういうのがありますね。
らんじゅ
2011/10/03 22:07
らんじゅさん、こんばんは。
自分が年をとったから、みんな子供に見えるのか・・毒のある笑いは嫌いですし、今は味が無いような気がして見る気になれないんです(^^ゞ
昔の話はとっても判り易いですね・・
調べていたら、井原西鶴の原作だと知って、なるほど昔の物語はこんな話だったのかと知りましたが、いかにも大坂という感じがして、大坂だから面白いのでしょうね。
お米は、手で刈っていた時より機械になってからの方が、ずっとお米は無駄になっていると思います。
だから、今はそうした時代と言えばそうなのですが、勿体無いと、つい思ってしまうのです。
私の前世は、こんな大坂物語のようにお米で苦労してたのかも(笑)
つれづれ
2011/10/03 22:48
ご飯をこぼすと
お米の一粒一粒の大切さを母から教わりました。
良いお話を伺い、今は亡き母との情景が目に浮かんできました。
関西の芸人、味がありましたね!
特に藤山寛美は大好きでした。
たそがれ清兵衛
2011/10/04 05:14
たそがれ清兵衛さん、こんにちは。
はい、私も子供の頃に躾られたものでしたが、子供の頃に覚えたことは忘れないものですね〜。
両親の代は食糧難の時代だから、当たり前のことですが、この物語が西鶴ですから、江戸時代に書かれていうことが判って、どんな背景があったのか興味が沸いてきました。
藤山寛美さんは私も好きでした・・
確か娘さんが跡継ぎされていて、そのお芝居なら観てみたいものです。
つれづれ
2011/10/04 16:57
ミレーの「落穂ひろい」を思い出します。落穂の種類は違いますが…。
苦労している農民の様子が見事に描かれていました。
落穂を拾う農婦の顔は暗く、手はあかぎれて野太く…。
私はいまでもお米を一粒も残さず食べます! 

大阪のお笑いは、今や吉本一色ですが、昔は松竹新喜劇というのがあって看板役者は藤山寛美さんでした。
吉本の即物的な笑がやはり人気でしたが、笑いの中に悲しみがあり、悲しみの中に笑いが見え隠れする味のある喜劇は松竹でしたね〜。
本読みと山歩き
2011/10/04 22:28
本読みと山歩きさん、こんばんは。
はい、有名な絵ですよね・・でも、手まで見てませんでした。
流石、本読みさんですね・・。
私達の前の代までは、お米作りは大変な作業でしたよね。
だからこそ、無駄にしないし出来ないのでしょう。
それを知っているだけに、私も勿体無いなぁ・・これを昔の人が見たらどう思うだろうなんて思ってしまうわけです。
でも、今は農業はそうした時代になったのでしょうね。

そうなんですか・・藤山寛美さんも知ってますし、松竹と言う映画も知ってますが、喜劇があったのですね。
そうです・・物語があるというか人情味があるというか・・意味があるというか・・そう、泣いて笑ってましたね〜懐かしいです。
つれづれ
2011/10/05 20:29
取り敢えず稲刈りが終わってよかったですね。お疲れ様でした。
そうですね、昔の米作りは大変な重労働でした。今のような便利な農薬も肥料もなかったので、草取りに田を転がして真っ黒になったり、稲刈りは全て手作業でしたので、それはそれは大変な作業でした。それだけに一粒の米も大切にしたのでしょうね。今は本当に楽になりました。ほとんどの作業は水の見回りだけですからね。後は全部機械がやってくれます。
さて、どちらの米が美味しいのでしょう。
浪速千栄子、アチャコ、伴淳、懐かしいですね。
ヒゲおやじ
2011/10/06 23:48
ヒゲおやじさん、こんばんは。
はい、ありがとうございます。
毎年のことですが、田植えをすると落ち着かず、稲刈りが終わるとホッとします・・と言って、私は大したことしてないのですが。(^^ゞ
ホントに稲作は一代前とは大違いですよね。
それより前はもっと大変だったのでしょうし・・
私が嫁いで手伝いを始めた頃は、もっと沢山作ってましたが、棚田で小さい田んぼが何枚も・・でしたから、余計に大変だったようです。
でも、言われるように、稲棚にかけて時間をかけて丁寧に作られてましたから、昔の方が美味しかったのでしょう・・
義父が作れなくなった時、もう止めてもいいぞ・・と言ったものでした。
でも、夫にしてみたら、そうした苦労をして作ってきた田んぼだと判っているから、自分の代で荒らすことは出来なかったようです。
今の所息子も作るといってますが、いろんなことを考えると果たして出来るだろうか・・と思ってしまいますが、時代と共にその形も方法も変遷しながら人間は生きていくのだろう・・と思ったりしています。
つれづれ
2011/10/07 18:45
おはようございます。
ごぶさたしております〜〜
3編まとめて拝見しました。
一つ一つに優しい思いが沢山詰まっていてつれづれさんのお人柄がうかがわれます。
結婚してからは稲刈りはしたことがありませんが、それまでは実家でわずかばかりの田んぼゆえ自分達で何でもしなければならず、ひとつひとつ思い出します。
落穂も拾いましたよ。貧しかったから大変だとも思わずに出来たのでしょうね。

お米作りをするということがこんな風にして御主人息子さんと伝承できることはすごいことだと思います。
日々の生活の中でちゃんと親達の気持ちが伝えられて来ているのでしょうね。
やり方は時代の中で変わっていくだろうし・・・。
残してあげられるもの、伝えるものがあると言うことは大変でもうらやましく思います。
若い頃見た映画の思い出は伴淳の駅前旅館とかばかばかしいものが多かったかな〜


山形ママン
2011/10/09 07:01
山形ママンさん、こんばんは。
3つ前の、こんな物作ってみましたの抱き枕・・実はママンさんの記事を読んで欲しい!と思って、作ったものでしたが、気づいていただけましたか(笑)
こんな風に暮らしている中で、とてもママンさんの影響を受けている・・特に孫との接し方などママンさんのように出来るといいのだけれど・・と思いつつ中々出来ずにいる私です。(^^ゞ

私はともかく、子供たちは夫が一生懸命に、山の家を守っていることは感じているから、何も言わなくても来てくれるのでしょう。
そんな風に、夫は義父が残してくれたものを伝えていくことを選んだのでしょうし、それがいつかは、直系の今年生まれたOくんに繋がっていくのでしょうが、残された物があるのも、結構大変だと思うのは、その昔の人が聞いたら、さぞ罰当たりなことなのでしょうね(笑)
つれづれ
2011/10/10 22:44

コメントする help

ニックネーム
本 文
稲刈りと、昔見た映画のワンシーン 気ままに・・忘れないように・・/BIGLOBEウェブリブログ
文字サイズ:       閉じる